ARTICLE

戸隠南西部の強力なパワースポット「千年杉と巌窟観音堂」

UP DATE:2020/09/21 カテゴリ:寺院 Temple

IMG_4447.jpeg
撮影日:2020年9月21日

五感を刺激する旅【6】 戸隠南西部の強力なパワースポット「千年杉と巌窟観音堂」

戸隠南西部の旧柵村の田頭という地区に平維茂が手植えしたとされる巨大な千年杉が鎮座しています。専門家の調査では現在も旺盛に生育を続けていると言われおり、巨樹愛好家の間で密かな人気スポットです。

千年杉の隣りには平成30年3月に長野市有形文化財として指定を受けた巌窟観音堂と2つの巨石が鎮座しており、私はこの場所には戸隠五社を巡るよりも前に偶然散策している最中に吸い込まれるような流れで立ち寄っています。

観光エリアから外れているため地区外から訪れる人は少ないですが、高度な建築技術を駆使して釘を使用せずに構造された巌窟観音堂、対向するように並ぶ長さ10m以上の2つの巨岩、幹囲10mの巨大な千年杉が鎮座する場所は聖地中の聖地といった趣があります。

戸隠まで足を運ぶ機会があれば立ち寄って頂きたいパワースポットです。

住所:長野県長野市戸隠栃原(田頭)

巌窟観音堂について

戸隠田頭の巌窟観音堂 平成三十年三月九日指定

戸隠栃原の田頭集落にある巌窟観音堂である。観音堂内には、五十二枚の絵馬が奉納され、古いものでは天明六年(1786)の絵馬がある。建物の年代を確認できる史料として、拝殿板壁に記された文政八年(1825)の墨書があり、十九世紀前半以降の建築と推定される。

本建物は、山岳地域に立地する懸造の建造物である。前面の拝殿とその奥の巌窟を奥殿とした造りは、独特の宗教的雰囲気を醸し出している。また、床下の架構が独特で、曲がった水平材を巧みに組み合わせ、その上に垂直材をたてることで床を支える。一般的な懸造にみられる床を支える柱はなく、架構の形は他に類を見ない。

巌窟観音堂の隣りには、市指定天然記念物の大杉が立つ。
(長野市教育委員会より)

IMG_4428.jpegのサムネイル画像

IMG_4443.jpegのサムネイル画像

IMG_4440.jpegのサムネイル画像

IMG_4447.jpeg

IMG_4446.jpegのサムネイル画像

基本情報

千年杉と岩窟観音堂
住  所:長野県長野市戸隠栃原
アクセス:(車)上信越自動車道「長野I.C.」より車で約50分。
THE KOKONOEから車で約20分(約9km)。

この記事を書いた人

THE KOKONOE 代表⽔⾕ 翔

医⼯学修⼠。信州⼤学⼤学院博⼠課程(社会⼈研究⽣)に在籍し、⼟壌微⽣物のゲノム解析を通じて⽣物多様性と共⽣のメカニズムを研究。
民泊とファーマーズレストランでは過ごす⼈の⼼と⾝体の両⾯からパワーチャージできる空間づくりに⼒を⼊れている。花⾖・エディブルフラワー・⼭野草・ハーブ年間約120種を有機栽培。
⾳叉美容トリートメントSound Luxuryを実施。土づくりアドバイザー。

    メディアリンク
SHARE