【鉢植えで越冬したマイヤーレモン】ハウス内で樹勢回復と開花

更新:2020/05/30

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鉢植えのマイヤーレモンの花が咲きました。

レモンとミカンの自然交雑種とされており、小さな実とオレンジ色に熟した姿が可愛らしいですよね。

冷涼地の戸隠では露地越冬できないため、鉢植えにして室外で冬を越しました。

しかし、冬の寒さで樹勢が落ちて葉に障害が発生し、害虫もついてしまいました。

鉢植え時は完全分解されていない有機物をモノは試しようだと多めに使いましたが、それも良くなかったようです。

自然環境下の圃場に比べ、鉢植えでは土壌中からレモンの根圏に集合してくる微生物の多様性が高くなかったことが考えられ、微生物の有機物の分解作用も加速せず、レモンにとって可給態になる養分が少なかったかもしれません。

そのため、4月上旬に栽培鉢は完熟堆肥や各種有機物を混ぜ込んだオリジナルブレンドの土壌に入れ替え、加温したビニールハウスの中に入れました。

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約1ヶ月半で樹勢はみるみる回復し、新芽が次々に出てきました。

この数日で花も咲き始め、一見して回復傾向にあることがわかります。

葉についていた害虫も自然に減って行っているようです。

このプロセスは非常に面白いのです。

植物の病害虫への抵抗性は土壌の違い、さらに言えば土壌内の微生物の多様性と宿主である植物の関係が間違いなくあります。

このプロセスを微生物の視点に絞り

①植物根圏及び周辺土壌における微生物の多様性
②根圏微生物の代謝産物の宿主への供給と成分内容
③根圏微生物活動と宿主植物の遺伝的シグナル伝達

といった点から論理的かつデータ統計を様々な植物で得ることができれば、農法を進化させることができそうです。

目下、マメ科インゲン豆属の紫花豆(ベニバナインゲン)を解析対象として色々と試行錯誤しながら楽しんでいるところです。

一つの品目に徹することで他にも応用を効かせれるようになれば、もっと面白くなっていきますよね。

今日もチャレンジします。

THE KOKONOE 代表☀